価格重視の不動産売却なら
仲介売却

所有する不動産をできるだけ高く売りたい!こうしたご要望をお持ちの方は、仲介売却がおすすめです。不動産会社が販売活動によって購入希望者様を見つけ、交渉を経た後に希望価格に近い形での不動産売却を目指します。こちらでは、名古屋市・大府市の不動産ショップ リクラス 瑞穂店、大府店が仲介売却の基礎知識をご紹介します。

仲介売却とは

仲介売却は、売主様から依頼を受けた不動産会社が販売活動を通して買主様を探し、売買成約を目指す不動産売却方法です。不動産売却のなかではもっとも広く用いられています。

仲介売却を依頼された不動産会社は、主に以下の業務を行います。

  • 不動産の査定
  • 売出価格の提案・決定のサポート
  • チラシやインターネット、レインズを用いた不動産の宣伝
  • 不動産販売活動の提案
  • 不動産の内見調整・現地案内
  • 不動産の権利関係や規制といった法律、地域に関する情報収集・調査
  • 不動産売買契約書の作成
  • 売買契約の締結、決済のサポート
  • 不動産の引き渡しのサポート

なお、仲介売却は、不動産売却を急いでおらず、売却額を重視したいという方におすすめです。以下から、その理由について解説していきます。

仲介売却で売るメリットは“高く売れる”こと

不動産売却には仲介売却のほかに、不動産買取があります。不動産買取は不動産会社が直接売主様から物件を買い取る方法で、売却成立までのスピードが早い点がメリットです。しかし、仲介売却に比べると売却額が低くなってしまいます。

一方、仲介売却における売出価格を決定できるのはあくまで売主様ご本人です。ご自身の希望に近い価格設定を行い、購入者様が見つかれば、満足のいく不動産売却が実現できるでしょう。売却までにある程度時間がかかってしまうというデメリットはあるものの、不動産売却で価格を重視したいという方には最適です。

なお、弊社では仲介売却でも3カ月以内の成約を目指し、販売活動を行っております。成約率は90%以上をキープしておりますので、安心して仲介売却をご相談ください。

REINS(レインズ)の機能と仕組みについて

REINS(レインズ)の機能と仕組みについて

不動産会社はREINSというネットワークを使い、全国各地の不動産情報を収集および発信しています。不動産を購入したいと考えた人が不動産会社に訪れた場合に案内されるのは、REINSに登録された情報です。つまり、どの不動産会社に行ったとしても、基本的には同じ情報が得られるという仕組みです。以下から、REINSの特徴や機能、仕組みについてご紹介します。

不動産会社しか利用できない

不動産会社しか利用できない

REINSは不動産会社間をつなぐために作られたネットワークです。そのため、加盟した不動産会社にしか利用できません。不動産ポータルサイトとは異なり、一般消費者が使うことができないという点が特徴です。

この理由のひとつに、個人情報保護があります。家と人とは密接な関わりがあるものです。家の所有者などが一般に公開されてしまってはプライバシーが守られません。なお、不動産会社同士での閲覧はできますが、各社は「守秘義務」を前提にREINSを利用しています。あくまで、宅地建物取引業の有資格企業でなくては利用できないので安全です。

市場に出ている販売中の物件を見ることができる

市場に出ている販売中の物件を見ることができる

不動産情報がREINSに登録されると、リアルタイムでそのデータが共有され、全国の不動産会社が閲覧できるようになります。こうすることで、不動産売却を依頼された不動産会社以外の不動産会社店舗にお客様が訪れた場合でも、全国の物件が紹介できるようになるのです。

なお、仲介売却における専属専任媒介契約および専任媒介に関しては、依頼された不動産情報をREINSへ登録することが義務づけられています(一般媒介契約については任意)。そのため、市場に存在する不動産情報のほとんどがREINSに集まる仕組みとなっています。

過去にいくらで売れたのか成約価格が分かる

REINSへの情報登録は売出時だけでなく、成約時にも行う必要があります。そのため、登録された不動産がいくらで売れたかの情報も、REINSには蓄積されます。

多くの不動産会社は、地域の市場相場をREINSに登録された実勢価格で調べます。査定時にはこうした情報を参考に、査定額の算出が行われます。自社の成約事例だけでなく、他社の成立事例まで確認できるという点は、REINSを使用する大きなメリットとなっています。

仲介売却における媒介契約とは?

仲介売却を行う場合は、売主様と不動産会社との間で媒介契約を結ぶ必要があります。なお、媒介契約には種類があり、それぞれに特徴が異なります。

  メリット デメリット
一般媒介契約
  • 仲介売却を複数の会社に依頼できる
  • 販売活動が活発化すれば不動産の露出が増え、成約の可能性が高くなる
  • 不動産会社としては、ほかの会社が買主様を見つけ売買を成約させると仲介手数料が入らなくなるため、積極的な販売活動をしなくなる可能性がある
  • 不動産が人気のないエリアにある場合、不動産会社が販売活動に力を入れてくれない可能性がある
  • REINSへの登録が任意
専任媒介契約
  • 依頼が1社に限定されるため、不動産会社が積極的に販売活動を行ってくれる可能性が高い
  • 専任媒介契約を結ぶと、仲介手数料の割引きやオプションのサービスを受けられる場合がある
  • REINSへの登録が必須
  • 依頼が1社限定となるため、営業宣伝がその不動産会社頼りになってしまう
  • 他社との競争がないため販売活動が消極的になる可能性がある
専属専任媒介契約
  • 専任媒介契約と同じメリットがある
  • 専任媒介契約よりも責任が重たくなるため、不動産会社が積極的に販売活動を行ってくれる
  • 専任媒介契約と同じデメリットがある
  • 売主様自身が買主様を見つけ契約をする(自己取引)が禁止される

どうしても売りたいときは“買取保証”選択しよう!

「仲介売却で不動産をできるだけ高く売りたいけど、売却のタイムリミットがある……」
「価格重視ではあるものの、必ず売れる保証がないのは不安……」

こうしたお悩みがある方には、買取保証がおすすめです。

仲介売却は、販売活動を通して購入希望者様を探す方法です。しかし、条件によってはなかなか引き合いがなく、長い期間が経過してしまうこともないとは言い切れません。こうした際、買取保証をしていれば、不動産会社と事前に取り決めた額で不動産買取が行われます。

もちろん、販売活動中に買主様が決まり、仲介売却が成立すればそれに越したことはありません。“できるだけ高く”を試しつつも、“必ず売れる”が保証されているという点が、買取保証のメリットです。

仲介売却の流れを把握しておこう!

次に、仲介売却の大まかな流れについてご紹介します。以下はあくまでも一般的な流れです。詳しくは、弊社までお問い合わせください。

相場の確認

まずはご自身が所有する不動産のあるエリアの市場相場を調べましょう。国土交通省提供の土地総合情報システムや、不動産ポータルサイトなどが参考になります。査定時の比較対象ともなる情報ですので、必ずチェックしておいてください。

売却相談・査定・価格提示(査定書提出)

エリアの市場相場を確認し、ご自身の希望価格で売却ができそうだと思ったら、不動産会社に売却相談を行います。ここでは不動産の査定が行われ、価格が提示されます。査定書を見ながら、不明点などを担当者に確認しましょう。

媒介契約の締結

査定額に納得ができたら、不動産会社との間で媒介契約を結びます。なお、この際には一般・専任・専属専任という3つの種類から契約を選ぶことになります。どの契約がご自身に合っているのかよく検討してください。

販売活動

媒介契約を結んだ後は、いよいよ販売活動がはじまります。不動産会社はREINSへの登録やインターネット、チラシなどを使って購入希望者様を募ります。この際、内見対応などで売主様にもご協力いただく場合があります。

交渉・売買契約

購入希望者様が見つかったら、価格や引き渡し時期などの条件に関する交渉が行われます。そこで売主様と買主様とが合意に至れば、売買契約が締結されます。なお、この際には手付金として売却価格の10~20%が買主様から支払われるのが一般的です。

代金授受・物件引渡し

期日までに残金が支払われた後は、物件の引き渡しです。なお、売主様は抵当権の抹消や所有権の移転といった登記申請を行う必要があります。その後、契約書に定められた日に物件の引き渡しが行われます。

譲渡税の納付

不動産の売却によって利益が出た場合には、翌年に確定申告を行ってください。この場合、所得税と住民税が譲渡税としてかかります。

公式チャンネル更新中

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